雲の影

雲の影

 

きてくださってありがとうございます!!
はやしみこです ◡̈♡

 

名古屋から東京へむかうため、ひさひざに運転しました🚗 東京へは毎月行くのですが、いつも新幹線。車だと約4時間くらいかかるそう🤔

 

普段は完全な自転車生活のわたし(๑’ᵕ’๑)
はじめての長距離運転ドキドキでしたが、予想以上に楽しめました✨運転しているとあっという間ですね。

 

 

今回は東京でどうしても行きたい場所が🌿✨
友人の版画家、遠藤萌さんの個展です🥹

 

 

作品の実物をみたのははじめて❣️

 

写真でみても素敵ですが、実物は、色のひとつひとつがもっとキレイ!!

それぞれの色に、“キレイ” という言葉では伝えきれない深み、鮮やかさ、奥行きetc…がありました🥹和紙のなかに広がる世界に引き込まれます✨

 

 

どれも、作家さんがこだわって作った色たち✨版画ならではの色重なりや表情がとっても楽しい!!遠くから眺めても、近くに寄ってみても、それぞれの魅力があっていつまでもみていられる。

 

 

 

花瓶と植物をモチーフにした作品(写真撮り損ねちゃったⵈ😭)があって、その花瓶の影に使われていたグレーがとっても好きでした🤍

  

【影】って、すごく重要なんですよね🤔

 影によって平面のなかに “空間” が生まれて、その空間に漂う空気や光が画面に広がる気がします。影には「物体」を “存在” にかえる力があるみたい🌸

 

 

遠藤萌さんは山登りが好きで、ひとりで登って山に泊まることもあるそう🌿😳

 

 

写真の中に切り取られた世界を、みかえしながら描く。目の前に広がる世界を、自分の目でとらえながら描く。

 

以前から、絵を描きながら、この2つにはどこか違いがあるように感じていました。
違いといっても感覚的なものなので、言葉にするのは難しい。強いていうなら“鮮度” でしょうか🤔

 

もちろん、それぞれに良さがあります。写真は、とどめられた“一瞬”を何度もふりかえりつつ、じっくり時間をかけてリアルに描くことができる📸

 

眼のシャッターでとらえた世界は、写真ほど、いつまでも明瞭ではないでしょう。記憶は少しずつ薄れていきます。その一方で、作家がうけた感動やその感性は、記憶から紡ぎだす過程で濃縮されたように作品に表れたりする。それが、わたしには“鮮度”のように感じられるのです。

  

 

遠藤萌さんの作品は、彼女が彼女の眼を通して持ち帰った記憶のなかから、感性で紡ぎだす景色🌿✨どの作品からも、やさしい色のなかに、山に溢れるいのちの息づかいを感じました✨

 

 

なかでもわたしのいちばんのお気に入りは、この作品!!タイトルは『雲の影』🌿✨

 

雲の影だ❣️

みてすぐにわかりました☁️

この版画のはなしを聴かせてもらいながら、じっくり眺めていると感極まって鳥肌が…!🥹

 

 

 

 

子どものころ、雨が終わるのをみたことがあります。雨が通ったあとに光がさして、ぽっかりと浮かんだ雲の影が、明るく照らされた地平におちていました。

 

【くもり】でも【陰】でもない【雲の影】

 

はじめて気がついたその存在を眺めながら、自分をとりまく空間の果てしない広がりに、圧倒されたのを憶えています。

 

“ものの存在を認識した瞬間”というのは、意外と忘れてしまいがち。そんな中でも強く印象に残った出来事でした。

 

 

 

それからは暮らしのなかでも、雲を想うようになりました。

 

雲は掴むことができない。でも影をおとす。影ができるということは、雲がそこにあるということ。目には見えても手ではさわれない存在。さわれなくても確かにあるもの。

 

そんな考えは、いつしか「存在とは何か?」という問いに変わり、今に至ります🌿

 

あまりこの話を人に話したことはありません。わかってもらえないような気がして、自分のこころのなかに大事にとっておいた出来事でした。【雲の影】というものは、長い間、わたしにとって特別な、とても気になるものだったのです。

 

 

 

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この作品は、そんなわたしの琴線にふれました✨ 

 

自分の人生の片隅に、この版画がいつもそっと佇んでいてくれたら。自分の記憶の中の特別な瞬間が、何度でも新鮮な感動とともに呼び起こされる気がします✨

 

まちがいなく、わたしの一生の宝物🥹

 

自分のアトリエが整ったら、いちばんやさしい光の場所にこの版画を飾ろう✨陶芸をする空間では砂が積もってしまうかもしれないけれど、いちばん長く過ごす部屋のいつでも目に入るところに在ってほしい😌🌿

 

 

こちらが 版画家 遠藤萌さん☺️

 

わたしのなかでの彼女のイメージは、

夕陽の海みたいに、やさしく滲むようなやわらかいオレンジ色。抱えきれないほどいっぱいのミモザの花束✨

 

物づくりをしていると、自分のなかにあるものしか生み出せないのをつくづく感じます。作品をみれば、作家さんがどんなひとなのかちょっとわかる気がしたり…😌

 

彼女のおだやかな人柄は、やっぱり作品の中にも宿っていて、観る人のこころに安らぎをくれました✨

 

 

 

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アートは、食べ物や空気とちがって、生きる上で “なくてはならない物” ではないかもしれません。それでも、人間はアートをもとめます。

 

今回、あらためてその理由を思い知った気がしました。

 

 『人生を豊かにする』とはよくいいますが、花を飾る時のそれとは異なり、アートには、作家の感性をとおしているからこその何かが宿っているとおもいます。

 

今回、宝物になる作品と出会えてとても幸せでした☺️✨

 自分自身も作り手として、どこかの誰かの、そういうモノになれるような作品を紡いでいけたらいいな🌸

 

 

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さいごになってしまいましたが、

遠藤萌さんの展示はこちら👇

明日までなので、ぜひ!! ◡̈♥

 

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読んでいただいてありがとうございました🧡

 

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